胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
従来、日本の多くの病院ではいわゆる「苦しい胃カメラ」が実施されていましたが、当クリニックでは患者様のご要望に応じた「苦しくない胃カメラ」を受けることができます。
当院では以下の3つの検査方法からお好きな方法を選んで頂くことが可能です。
- 鼻からカメラを挿入する「経鼻内視鏡検査」
- 鼻から細い胃カメラをいれて検査する方法です。従来の方法と比較して苦痛が大幅に軽減されます。従来の胃カメラ検査を受けたことがある非常に多くの方々が「次回も鼻で検査したい」とおっしゃられます。鎮静剤を使用しないため、「午前中に検査をうけて、午後からバリバリ活動したい」という方におすすめです。
- 鎮静剤を使用する「経口内視鏡検査」
- 注射の鎮静剤を使って、浅い睡眠状態の間に検査をする方法です。検査による苦痛はほとんどありません。寝ている時間は10分間前後です。殆どの方が検査終了後10分以内に歩ける状態にまで目が覚めますが、安全のため検査後に30分から1時間前後ベッドで休んでいただきます。薬の性質上、検査後の車や自転車の運転、複雑な作業、重要な決定をすることをお控えください。「鼻カメラをうけたことあるけど、やっぱりカメラはイヤ」「カメラが怖い」「苦しくないのが一番」という方におすすめです。
- 従来の「経口内視鏡検査」
- 鎮静剤を使用せずに咽頭麻酔のみで行う方法です。「以前この方法でやったことがあるけど、大丈夫だった」「経口でやりたいけど、使用する薬は極力少なくしたい」という方はこの方法を選択いただけます。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
当クリニックで大腸カメラをうけることができるようになりました。
日本人の内視鏡医が丁寧に検査をいたします。
(現在のところ、生検やポリープ切除手術は実施しておりません)
- 中国で大腸カメラを受けるメリット
- 日本で大腸カメラを受けようとした場合、ほとんどの病院では受診してから検査を受けるまで1週間以上かかります。
もしポリープが発見され、すぐに切除したとしても渡航許可がでるまでに更に1週間で合計2週間かかります。更にその場でポリープ切除できない場合や手術が必要な病気がみつかった場合は3週間以上、場合によっては2ヶ月程度かかることもあります。そのため検査を受ける前の段階で検査後に中国に帰ってこられる時期を予想することが非常に難しいです。当クリニックで検査を受けて頂いた場合、もし治療が必要な病変があって日本で治療することになったとしても、治療にかかる日数の目安をお伝えすることができます。
クリニック内でくつろぎながら下剤を飲んで頂いています
日本では1.8リットルの液体の下剤を自宅で飲んで頂く施設も多いですが、当院ではすべての方にクリニック内で服用して頂いております。テレビ、雑誌、新聞をみながら下剤を内服して頂くことができます。
鎮静剤を使って検査を受けることも可能です。
痛みや不安が強い時はお気軽にスタッフに遠慮なくおっしゃってください。胃カメラと同様に鎮静剤を使ってウトウトしながら検査をうけることができます。検査の途中からでも鎮静剤を使用することができます。
検査結果を検査当日にお伝えいたします
検査後すぐに検査結果をお伝えします。ご希望に応じて検査結果の診断書を作成することもできます。
治療が必要な病気がみつかった場合もサポートさせていただきます
検査で大きな病気が見つかった場合、多くの方が日本の病院で治療することを選択されます。その場合、どの病院を受診したらいいか御相談に乗らせていただきます。そして日本の病院を受診する際の紹介状を作成させて頂くことが可能です。
日本製の内視鏡システムを採用
当クリニックでは内視鏡分野で日本を代表するメーカーである富士フイルム社製の内視鏡システムを採用しております。富士フイルム社製の内視鏡システムは日本でも非常に多くの大学病院や総合病院で採用されており、多くの専門医師から高く評価されております。