ほっぺが真っ赤!りんご病にご注意ください2025年11月
小児科施晨監修

2024年12月に日本で大流行した🍎りんご病🍎

この可愛らしい名前の病気、どんなものかご存じですか?

🍎りんご病とは🍎

医学用語で「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」と呼ばれる感染症で、「第五病(Fifth disease)」とも呼ばれています。

主に510歳くらいのお子さまに多く見られますが、大人がかかることもあります

原因はヒトパルボウイルスB19というウイルスで、両頬を平手打ちされたように赤くなるのが特徴です。紅斑(赤い発疹)が出る前に、微熱やだるさなど風邪のような症状が見られることがあります。この時期はウイルスの感染力が最も強く、周囲にうつしやすいため、集団生活や外出は控えましょう

紅斑はほっぺだけでなく、腕や太ももなどにも出ることがあります。

紅斑が出たあとは、感染力はほとんどなくなります。

🍎妊婦さんは注意が必要です!🍎

りんご病は多くの場合、軽症で自然に治る病気ですが、妊婦さんが感染すると、まれにお腹の赤ちゃんに影響が及ぶことがあります。

特に妊娠20週未満の方は、念のため人混みを避けたり、体調管理を徹底するなど予防を心がけましょう。

🍎治療と経過について🍎

りんご病には特別な治療薬はありませんが、発熱やかゆみなどがある場合は、症状に応じた対症療法を行います。

合併症がなければ、12週間で自然に回復します。無理をせず、安静に過ごしましょう

🍎予防のポイント🍎

予防のためには、次のようなことが大切です。

  • 石けんを使った、こまめな手洗い
  • うがいをする
  • 咳やくしゃみがある時は、マスクの着用

ヒトパルボウイルスB19はアルコール消毒が効きにくいため、石けんでの手洗いがとても重要です。

少しでも気になる症状がある場合は、お早めに当院までご相談ください。

    総合案内021-6208-2255
    健診予約021-6295-0011*300
  • メディカル電話受付時間平日8:30~17:45
  • 土曜日8:30~15:00
web up
沪ICP备05036911号-1 沪公网安备 31010502001145号