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P34【専門医師の安心コラム】歯科医師の記事

▼専門医師の安心コラムの内容はコチラです▼

歯周病から歯を守ろう！

突然ですがあなたはいくつ当てはまりますか？
✅口臭を指摘された・自分で気になる
✅朝起きたら口の中がネバネバする
✅歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
✅歯肉が赤く腫れてきた
✅歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
✅歯肉を押すと血や膿が出る
✅歯と歯の間に物が詰まりやすい
✅歯が浮いたような気がする
✅歯並びが変わった気がする
✅歯が揺れている気がする

当てはまる項目が多ければ多いほど、あなたのお口の中で歯周病が進行している可能性があります！早めに歯医者さんに行きましょう！

上記10項目は全て歯周病に関連がある項目です。歯周病は、むし歯とは違い、歯そのものが壊れていくのではなく、歯を支える歯ぐきや骨が壊されていき、最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。この病気の怖いところは、強い痛みを伴わず徐々に進行していき、気づいた時には手遅れになってしまうところです。

歯周病の原因になるのは歯垢（プラーク）です。歯垢の中には10億個/㎎の菌が住み着いていると言われ、その細菌が歯肉の炎症を引き起こし、やがては歯周病になっていくのです。

歯垢は最初はネバネバとした物質ですが、唾液や歯周ポケットから出る血液由来のミネラルと結合していき、次第に歯石へと変化していきます。歯石をそのままにしておくと、歯周ポケットを形成し、ポケットの中で炎症と共に細菌が増殖し、骨を溶かし、根っこの表面に硬く黒い歯石を形成していきます。これらの歯石はブラッシングでは取り除けず、歯医者さんに行くことでしか除去できません。

さらに歯周病は、歯垢に含まれる菌や菌が生み出す物質が血液にのって全身に巡ることで、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、肺炎、早産などの原因にもなります。

正しいブラッシングで汚れを残さないこと、定期的に歯医者さんに通って、自分では磨けない場所に溜まった歯垢や歯石を除去してもらうことで、歯周病の進行を抑えることができます。

お口の中を健康にし、同時に身体の健康も手に入れましょう！

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